社会
山間部の研修施設「翠月堂」関係者ら書類送検——消防法違反の疑い 管理手伝いの男性が行方不明
2017年9月12日
県警篠倉署は11日、県北部の山間部にある研修施設「翠月堂」の運営に関わっていた男ら3名を、消防法違反の疑いで書類送検した。施設の一部区画で、防火設備が設置されないまま長期にわたり使用されていた疑い。
翠月堂は企業研修や合宿を目的とした宿泊型の保養施設として開設され、法人や団体の利用があったとされる。数年前から利用者が激減し、現在はすでに閉鎖されている。
県警によると、施設奥の区画で防火区画の基準を満たさない改修が行われ、避難経路の確保にも不備があったとしている。関係者は取材に対し「研修に使っていただけで、不備は認識していなかった」と話している。
また、同施設の管理を手伝っていた真壁透さん(当時36歳)の行方が分からなくなっていることが、関係者への取材で明らかになった。県警は施設の運営実態と合わせて経緯を調べている。
このほか、運営に関わっていた関係者のうち1名についても、取材の時点で連絡が取れない状態が続いている。